佐世保市議会 > 2006-09-27 >
09月27日-06号

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  1. 佐世保市議会 2006-09-27
    09月27日-06号


    取得元: 佐世保市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    平成18年  9月 定例会           9月定例会議事日程 第6号                 平成18年9月27日(水曜)午後2時開議第1 第87号議案 平成18年度佐世保市等地域交通体系整備事業特別会計補正予算(第1号)第2 第89号議案 佐世保市手数料条例の一部改正の件第3 第90号議案 佐世保市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例等の一部を改正する条例制定の件第4 第96号議案 あらたに生じた土地の確認及び町の区域変更の件(宇久町平:平地区利用調整事業)第5 第97号議案 あらたに生じた土地の確認及び町の区域変更の件(宇久町平:平地区広域事業)第6 第98号議案 工事請負契約締結の件(伝送施設及び構内伝送路構築工事)第7 第102号議案 佐世保市有財産取得の件(ネットワーク機器)第8 第103号議案 佐世保市有財産取得の件(救助工作車)第9 第104号議案 佐世保市有財産取得の件(高規格救急自動車)第10 請願第38号 市議選における開票ミスが起こらないよう対策を求める請願第11 請願第37号 JR九州への支援策に関する意見書提出を求める件(継続審査事件)第12 第86号議案 平成18年度佐世保市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)第13 第99号議案 工事請負契約締結の件(黒石住宅D棟建替(建築)工事第14 第85号議案 平成18年度佐世保市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)第15 第88号議案 平成18年度佐世保市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)第16 第91号議案 佐世保市国民健康保険条例の一部改正の件第17 第92号議案 佐世保市心身障害者福祉センター条例の一部改正の件第18 第93号議案 佐世保市福祉医療費の支給に関する条例の一部改正の件第19 第100号議案 工事請負契約締結の件(佐世保市西部芳世苑新築(建築)工事第20 第105号議案 佐世保市有財産取得の件(インターネット接続環境機器)第21 第94号議案 佐世保市工場設置奨励に関する条例の全部改正の件第22 第95号議案 佐世保市農業委員会の選挙による委員の定数等に関する条例の一部改正の件第23 第101号議案 工事請負契約締結の件(神崎漁港地域基盤整備(その2)工事)第24 第106号議案 工事請負契約(変更契約)締結の件(新青果市場(仮称)市場棟新築(建築)工事第25 第27号報告 損害賠償の額の決定に係る市長専決処分報告の件第26 第26号報告 平成18年度佐世保市一般会計補正予算(第2号)市長専決処分報告の件第27 第84号議案 平成18年度佐世保市一般会計補正予算(第3号)第28 意見書案第32号 JR九州に係る支援策等に関する意見書第29 第4号諮問案 人権擁護委員候補者推薦の件第30 第107号議案 平成17年度佐世保市一般会計歳入歳出決算第31 第108号議案 平成17年度佐世保市住宅事業特別会計歳入歳出決算第32 第109号議案 平成17年度佐世保市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算第33 第110号議案 平成17年度佐世保市競輪事業特別会計歳入歳出決算第34 第111号議案 平成17年度佐世保市卸売市場事業特別会計歳入歳出決算第35 第112号議案 平成17年度佐世保市災害共済事業特別会計歳入歳出決算第36 第113号議案 平成17年度佐世保市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算第37 第114号議案 平成17年度佐世保市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算第38 第115号議案 平成17年度佐世保市等地域交通体系整備事業特別会計歳入歳出決算第39 第116号議案 平成17年度佐世保市土地取得事業特別会計歳入歳出決算第40 第117号議案 平成17年度佐世保市介護保険事業特別会計歳入歳出決算第41 第118号議案 平成17年度佐世保市交通船事業特別会計歳入歳出決算第42 第119号議案 平成17年度佐世保市集落排水事業特別会計歳入歳出決算第43 第120号議案 平成17年度宇久町一般会計歳入歳出決算第44 第121号議案 平成17年度宇久町国民健康保険特別会計歳入歳出決算第45 第122号議案 平成17年度宇久町老人保健特別会計歳入歳出決算第46 第123号議案 平成17年度宇久町国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算第47 第124号議案 平成17年度宇久町特別養護老人ホーム特別会計歳入歳出決算第48 第125号議案 平成17年度宇久町簡易水道特別会計歳入歳出決算第49 第126号議案 平成17年度宇久町渡船特別会計歳入歳出決算第50 第127号議案 平成17年度宇久町下水道特別会計歳入歳出決算第51 第128号議案 平成17年度宇久町介護保険特別会計歳入歳出決算第52 第129号議案 平成17年度宇久町風力発電特別会計歳入歳出決算第53 第130号議案 平成17年度小佐々町一般会計歳入歳出決算第54 第131号議案 平成17年度小佐々町国民健康保険特別会計歳入歳出決算第55 第132号議案 平成17年度小佐々町老人保健特別会計歳入歳出決算第56 第29号報告 平成17年度佐世保市一般会計継続費精算報告書報告件-----------------------------------          9月定例会議事日程 第6号の2第57 第107号議案 平成17年度佐世保市一般会計歳入歳出決算第58 第108号議案 平成17年度佐世保市住宅事業特別会計歳入歳出決算第59 第109号議案 平成17年度佐世保市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算第60 第110号議案 平成17年度佐世保市競輪事業特別会計歳入歳出決算第61 第111号議案 平成17年度佐世保市卸売市場事業特別会計歳入歳出決算第62 第112号議案 平成17年度佐世保市災害共済事業特別会計歳入歳出決算第63 第113号議案 平成17年度佐世保市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算第64 第114号議案 平成17年度佐世保市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算第65 第115号議案 平成17年度佐世保市等地域交通体系整備事業特別会計歳入歳出決算第66 第116号議案 平成17年度佐世保市土地取得事業特別会計歳入歳出決算第67 第117号議案 平成17年度佐世保市介護保険事業特別会計歳入歳出決算第68 第118号議案 平成17年度佐世保市交通船事業特別会計歳入歳出決算第69 第119号議案 平成17年度佐世保市集落排水事業特別会計歳入歳出決算第70 第120号議案 平成17年度宇久町一般会計歳入歳出決算第71 第121号議案 平成17年度宇久町国民健康保険特別会計歳入歳出決算第72 第122号議案 平成17年度宇久町老人保健特別会計歳入歳出決算第73 第123号議案 平成17年度宇久町国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算第74 第124号議案 平成17年度宇久町特別養護老人ホーム特別会計歳入歳出決算第75 第125号議案 平成17年度宇久町簡易水道特別会計歳入歳出決算第76 第126号議案 平成17年度宇久町渡船特別会計歳入歳出決算第77 第127号議案 平成17年度宇久町下水道特別会計歳入歳出決算第78 第128号議案 平成17年度宇久町介護保険特別会計歳入歳出決算第79 第129号議案 平成17年度宇久町風力発電特別会計歳入歳出決算第80 第130号議案 平成17年度小佐々町一般会計歳入歳出決算第81 第131号議案 平成17年度小佐々町国民健康保険特別会計歳入歳出決算第82 第132号議案 平成17年度小佐々町老人保健特別会計歳入歳出決算-----------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ-----------------------------------出席議員(35名) 1番 浦 元子君    2番 崎山信幸君 3番 大村哲史君    4番 大塚克史君 5番 三浦正明君    6番 早稲田矩子君 7番 眞木朝夫君    8番 草津俊比古君 9番 野村博文君    10番 千北豊明君 11番 田中 稔君    12番 浦 日出男君 13番 明石 功君    14番 井植ミチヨ君 15番 速見 篤君    16番 原田 正君 17番 松本世生君    18番 井手吉弘君 19番 永山正幸君    20番 松尾裕幸君 21番 野田郁雄君    22番 23番 山口 健君    24番 山下隆良君 25番 高村照男君    26番 橋本純子君 27番 久池井一孝君   28番 宮城憲彰君 29番 吉田勝利君    30番 市岡博道君 31番 山本大寛君    32番 嬉野憲二君 33番 山口哲治君    34番 片渕雅夫君 35番 山下千秋君    36番 西村暢文君-----------------------------------説明のため出席した者 市長       光武 顕君   助役       西野賢治君 収入役      深堀寛治君   総務部長     末竹健志君 財務部長     大野貞信君   企画調整部長   永元太郎君 基地対策室長   原口優秀君   教育等提言政策調整室長                           小田篤治君 地域行政部長   近藤好樹君   観光商工部長   梅崎武生君 市民生活部長   永石泰昭君   保健福祉部長   伊東芳郎君 都市整備部長   川久保 昭君  土木部長     太田政博君 農林水産部長   八頭司 俊君  港湾部長     豊里貞敏君 環境部長     廣山芳宣君   教育長      鶴崎耕一君 総合病院長    齋藤 泰君   総合病院事務局長 嶋田裕治君 水道局長     吉村敬一君   交通局長     萬屋良三君 消防局長     井上 惇君   教育委員会委員長 近藤正人君 農業委員会会長  井福昌利君   代表監査委員   外薗耕一郎君 選挙管理委員会委員長          田中森潮君-----------------------------------事務局職員出席者 事務局長     西 隆邦君   議事課長     片平研一君 議事課長補佐   北村義治君      午後2時00分 開議 ○議長(宮城憲彰君)  出席議員は定足数に達しております。 これより本日の会議を開きます。----------------------------------- △事務報告 ○議長(宮城憲彰君)  諸般の報告は、お手元に印刷配付いたしておりますので、朗読を省略いたします。-----------------------------------  事務報告                          第3号                          平成18年9月27日1.監査委員から次の報告が提出された。 ①監査委員報告第17号 例月現金出納検査結果について(佐世保市水道、下水道、交通、総合病院各事業会計の平成18年4月分) ②監査委員報告第18号 例月現金出納検査結果について(佐世保市水道、下水道、交通、総合病院各事業会計の平成18年5月分)----------------------------------- △日程第1 第87号議案から △日程第11 請願第37号まで ○議長(宮城憲彰君)  日程第1第87号議案から日程第11請願第37号までの11件を一括議題といたします。 総務委員長の審査報告を求めます。-----------------------------------                          平成18年9月22日 佐世保市議会議長 宮城憲彰様       総務委員長 草津俊比古    総務委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条及び佐世保市議会会議規則第78条第1項の規定により報告します。         記1 第87号議案 平成18年度佐世保市等地域交通体系整備事業特別会計補正予算(第1号)2 第89号議案 佐世保市手数料条例の一部改正の件3 第90号議案 佐世保市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例等の一部を改正する条例制定の件4 第96号議案 あらたに生じた土地の確認及び町の区域変更の件(宇久町平:平地区利用調整事業)5 第97号議案 あらたに生じた土地の確認及び町の区域変更の件(宇久町平:平地区広域事業)6 第98号議案 工事請負契約締結の件(伝送施設及び構内伝送路構築工事)7 第102号議案 佐世保市有財産取得の件(ネットワーク機器)8 第103号議案 佐世保市有財産取得の件(救助工作車)9 第104号議案 佐世保市有財産取得の件(高規格救急自動車) 以上、いずれも原案を可決した。10 請願第38号 市議選における開票ミスが起こらないよう対策を求める請願 以上、不採択とすべきものと決定した。11 請願第37号 JR九州への支援策に関する意見書提出を求める件(継続審査事件) 以上、採択すべきものと決定した。-----------------------------------総務委員長草津俊比古君) (登壇) 本委員会に付託された各案件につきまして、審査の概要並びに結果を報告いたします。 まず、第87号議案平成18年度佐世保市等地域交通体系整備事業特別会計補正予算(第1号)、第89号議案佐世保手数料条例の一部改正の件、第90号議案佐世保非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例等の一部を改正する条例制定の件、並びに第96号及び第97号議案あらたに生じた土地の確認及び町の区域変更の件、第98号議案工事請負契約締結の件、第102号、第103号、第104号議案佐世保市有財産取得の件の、以上9件につきましては、当局の説明を了とし、いずれも全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 また、請願第38号市議選における開票ミスが起こらないよう対策を求める請願につきましては、請願者から趣旨説明を受け、さらに選挙管理委員会事務局に対しても、開票事務の取り組み状況についてただし、慎重に論議いたしました。 委員会では、結論に際し、4名の委員から、「現在の選挙管理委員会事務局取り組み状況は信頼のおけるものであり、また、今定例会において同一請願者から提出されている、本請願と同趣旨の内容の『陳情第61号市議選における開票ミス、開票犯罪が発生しないよう対策を求める陳情』を議会側が十分受けとめ、引き続き当局に対し、開票作業を慎重に行うようお願いすることによって、請願者の願意は十分反映されるので、請願を採択するというまでの状況にはないと判断する」との趣旨の反対討論があり、採決の結果、賛成者なく不採択とすることに決定いたしました。 最後に、さきの6月定例会から継続審査としておりました、請願第37号JR九州への支援策に関する意見書提出を求める件について申し上げます。 委員会では、請願者から趣旨説明を受け、慎重に論議いたしました。 この件の結論に際し、継続審査の動議が提出され、採決を行いましたが、賛成少数で否決されました。 続いて、「JR九州株式会社が大変厳しい経営状況にあるということは理解するが、民営化後、既に20年間を経過しており、今後に向けての施策も民間会社として考えられていると思うので、政府に対し支援策を求める意見書を提出するということについては反対である」などの趣旨による反対討論、一方、「JRは我々の大切な足であり、また、国の来年度予算に関する概算要求に間に合わせるには、いま意見書を提出すべきである」などの趣旨による賛成討論があり、採決の結果、賛成多数で採択することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。 ○議長(宮城憲彰君)  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑をとどめます。 これより討論に入ります。 ◆35番(山下千秋君) (登壇) 第89号議案佐世保手数料条例の一部改正の件について、反対の討論を行います。 規制緩和路線のもとで、宅地造成等規制法の一部改正が行われました。また、長崎県食品衛生に関する条例が一部改正になりました。食品製造業許可申請制度から、届け出制度に変更になりました。これに伴い、審査手数料を削除するというのが主な内容であります。国民の最も重要な食の安全、安心にかかわる行政の後退だと言わなくてなりません。 さきの議案質疑において、当局はほかにも食品安全衛生法などによって安全は確保されているという説明がございましたが、これまではそのような安全対策と同時に、必要があって食品製造業の許可制度を採用し、二重三重のセーフティーネットを講じてきました。その一つをなくすというわけでありますから、食の安全、安心対策からの後退と言わなくてはなりません。 つい最近、建築基準法における審査を民間でもよいと規制緩和したことによって、耐震偽装事件を生み出す背景になったことは、余りにも記憶に新しいところです。国民の安全、安心にかかわる規制緩和はすべきではありません。 次に、私は請願第38号市議選における開票ミスが起こらないよう対策を求める請願について、採択に賛成の討論を行います。 先ほど、委員長の報告でもありましたけれども、全会一致で不採択ということであります。その理由は、請願を採択するまでもなく、いままでも佐世保市選管においてミスはなかったし、採択する必要はないということであります。 請願者も、佐世保市選挙管理委員会において開票ミスなどが生じた等々、何か問題が発生したなどと主張されているものではありません。私もその点では一緒であります。どこの選管でも、開票ミスを起こすなどと考えているところはないはずです。 しかし、現実には佐賀市においても都城市においても、豊見城市においても重大なミスが発生し、選挙のやり直しが行われたところも生まれました。 こうした経験から、大丈夫という信頼はあるものの、万全には万全をという善意の思いから出された請願だと思います。請願者は、さきにも適正な投票所設置の請願を行われました。過去のデータと市民の意見に基づいて、もっと適正な投票所設置がなされていれば、同地域における投票参加がもっと可能だという主張でした。この請願者の主張は、一貫しているものがあります。三つの点で整理できると思います。 第1に、だれしも認める選挙の大切さを訴えています。選挙を通じて主権の意思を確認し、政治が決められていくという議会制民主主義を訴えています。 第2に、そのために主権者の意思が表明できる投票行為が進むように、可能な限り投票所の適正配置など行われるべきだという考え方も持っておられます。 第3に、示された有権者の意思が可能な限り生かされるように、裏返して言えば、可能な限り死票が出ないようにという主張です。ましてや、数え間違いなど許されないという強い主張です。 これらは、殊のほか選管自身も留意なさっていることだし、だれしも考えておられることだと思います。だから、この請願は採択しなくてもよいのかという態度ではなく、この機会に改めて選挙ということ、1票の重さということ、注意してもなお発生したよその教訓から何を酌み取ればよいのか、前進的に受けとめ、認識を改めてみんなで確認することは大切なことではないでしょうか。 以上、賛成討論を終わります。 ○議長(宮城憲彰君)  討論をとどめます。 これよりまず第87号議案を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、第89号議案佐世保手数料条例の一部改正の件を採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、第90号議案から第104号議案までの7件を一括して採決いたします。以上7件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、以上7件は原案のとおり可決されました。 次に、請願第38号市議選における開票ミスが起こらないよう対策を求める請願を採決いたします。本件は採択することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立少数であります。よって、本件は不採択とすることに決定いたしました。 次に、請願第37号JR九州への支援策に関する意見書提出を求める件を採決いたします。本件は採択することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立多数であります。よって、本件は採択することに決定をいたしました。----------------------------------- △日程第12 第86号議案及び △日程第13 第99号議案 ○議長(宮城憲彰君)  次に、日程第12第86号議案及び日程第13第99号議案の2件を一括議題といたします。 都市整備委員長の審査報告を求めます。-----------------------------------                          平成18年9月22日 佐世保市議会議長 宮城憲彰様       都市整備委員長 田中 稔    都市整備委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。         記1 第86号議案 平成18年度佐世保市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)2 第99号議案 工事請負契約締結の件(黒石住宅D棟建替(建築)工事) 以上、いずれも原案を可決した。-----------------------------------都市整備委員長(田中稔君) (登壇) 本委員会に付託されました案件につきまして、審査の概要並びに結果を報告いたします。 まず、第86号議案平成18年度佐世保市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、保留地売却処分の完了に伴い、地方債元金繰上償還金9億5,780万円が計上されております。 当局から、「保留地処分金に関する平成18年度の償還計画では、当初111万6,000円で計画していた。今回、駅周辺土地区画整理事業による保留地8街区を不動産業者に売却処分したことに伴い、すべての保留地が完売となったことから、8街区の売却益の4億1,000万円に不足額5億4,780万円を一般会計から繰り入れし、9億5,780万円の補正を行い、合計9億5,891万6,000円で一括返済するものである。 なお、繰上償還した場合の効果としては、2,259万円の利子軽減が図られる」との説明があっております。 委員会では、「取得された不動産業者により、転売されることはないのか」とただしましたところ、当局から、「契約において10年間は転売を禁じている。その後は、不動産業者の事業の中で進めていかれることになるかと思う」との答弁があっております。 この答弁に対して、委員から、「まちづくりは10年で終わるものではない。今後とも景観を維持していくためには、行政として、どこまで景観に制約を設けるのかというスタンスに立つべきである。区画整理区域内の建物はもうでき上がっているものがほとんどであり、新たな制約ができないので非常に難しい問題とは思うが、景観を守るということに対して、お願いしておきたい」との指摘があっております。 次に、第99号議案工事請負契約締結の件につきましては、黒石住宅D棟建替(建築)工事に関し、契約金額1億9,057万5,000円で福田建設工業株式会社と請負契約を締結されるものであります。 工事の概要は、鉄筋コンクリート造4階建て24戸、延べ面積1,855.13平方メートルの建築となっております。 当局から、「入札の方法については制限付き一般競争入札であり、電子入札で行った」との説明があっております。 委員会では、「電子入札はスムーズに行われているのか」とただしましたところ、当局から、「現在実施している一般競争入札と公募型指名競争入札の電子入札については、順調である。指名競争入札についても、今月末の入札分から一部導入する予定である」との答弁があっております。 以上が審査の概要でありますが、委員会といたしましては、以上2件につきまして、採決の結果、いずれも全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。 ○議長(宮城憲彰君)  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑をとどめます。 これより討論に入ります。 ◆35番(山下千秋君) (登壇) 第86号議案平成18年度佐世保市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)に反対の討論を行います。 先ほど委員長の方から御報告ありましたように、この駅周辺土地区画整理事業による保留地8街区が4億1,000万円で売却できました。これで完売であります。 しかし、この4億1,000万円を充当しても、なお地方債元金の繰上償還には5億4,780万円の不足を来すことになりました。結局一般財源から今度の一般会計補正でも計上されてありますけれども、5億4,780万円を持ち出すことになりました。 そもそも、借金は土地処分代で賄い、税金投入は想定しないという当初の計画は結果として破綻してしまいました。認めるわけにはまいりません。 ○議長(宮城憲彰君)  討論をとどめます。 これより第86号議案平成18年度佐世保市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、第99号議案を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第14 第85号議案から △日程第20 第105号議案まで
    ○議長(宮城憲彰君)  次に、日程第14第85号議案から日程第20第105号議案までの7件を一括議題といたします。 文教厚生委員長の審査報告を求めます。-----------------------------------                          平成18年9月22日 佐世保市議会議長 宮城憲彰様       文教厚生委員長 山口 健    文教厚生委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。         記1 第85号議案 平成18年度佐世保市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)2 第88号議案 平成18年度佐世保市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)3 第91号議案 佐世保市国民健康保険条例の一部改正の件4 第92号議案 佐世保市心身障害者福祉センター条例の一部改正の件5 第93号議案 佐世保市福祉医療費の支給に関する条例の一部改正の件6 第100号議案 工事請負契約締結の件(佐世保市西部芳世苑新築(建築)工事7 第105号議案 佐世保市有財産取得の件(インターネット接続環境機器) 以上、いずれも原案を可決した。----------------------------------- ◆文教厚生委員長(山口健君) (登壇) 本委員会に付託されました各案件につきまして、審査の概要並びに結果を報告いたします。 まず、第105号議案佐世保市有財産取得の件につきましては、小中学校及び幼稚園の情報教育ネットワーク整備に係るインターネット接続環境機器26台を4,020万4,500円で購入されるものであります。 委員会では、「機種の選定に当たっては、納入業者以外でも維持管理ができるような配慮がなされているのか」との質疑があり、当局からは、「機種選定の段階では、そういった点についての配慮は行っていないが、今後のシステムを運用する段階では、地元のシステムエンジニアの活用も含め検討していきたい」との答弁があっております。 委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 なお、今後のシステム開発に当たっては、維持管理について、安易に「長期にわたる見積もり合わせを行わない特定の者との随意契約」とならないよう配慮することとの要望を付しておきます。 次に、第88号議案平成18年度佐世保市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、保険事業勘定におきまして、平成17年度介護給付費等の確定に伴う精算返還金1億1,332万円、介護サービス事業勘定におきまして、地域包括支援センター体制整備による介護予防支援事業費等の減額291万円が計上されております。 委員会では、新予防給付ケアマネジメント業務委託料について、1件当たり2,400円から3,600円に変更した経緯についてただしましたところ、当局からは、「ケアマネジメントを作成するに当たっては、大まかに11段階の業務があり、その一部を居宅介護支援事業者に委託しているが、当初、その割合を全体の6割と判断し、介護報酬4,000円の6割、2,400円としていた。 しかし、ケアマネジメント業務をより円滑に実施していくため、契約締結業務も委託業務に加えるとともに、他の業務についても精査を行った結果、委託の業務量を9割、3,600円と見直したものである」との答弁があっております。 これを受け、「契約締結業務を委託することによる業務量の減に伴い、地域包括支援センターにおける人員体制の見直しを行うのか」との質疑があり、当局からは、「ケアマネジメントの件数は増加傾向にあること。また、平成19年4月からは、居宅介護支援事業所のケアマネジャー1人当たり8件以内しか委託できなくなること。さらに、平成18年度末には、全体で約3,500件となるケアマネジメント業務のうち、約2,400件については、地域包括支援センターにおいて、そのすべての業務を行う見込みであることから、今回、人員体制構築のために、職員の増員をお願いしているところである」との答弁があっております。 次に、第85号議案平成18年度佐世保市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、平成18年度の額の決定に伴う老人保健拠出金348万円、平成17年度医療費の確定に伴う精算返還金4,033万円及び国民健康保険法の改正に伴う保険財政共同安定化事業拠出金14億9,987万円が計上されております。 当局からは、保険財政共同安定化事業拠出金について、「県内における市町村国保の保険料の平準化や財政の安定化を図るため、新たに1件30万円以上のレセプトについて、市町村国保の拠出による共同事業を実施するものであり、交付金の財源は各市町村からの拠出金で賄われる」との説明がありました。 これを受け、本市における拠出金と交付金の関係についてただしましたところ、当局からは、「本市の場合、医療費が高いことから、最終的には、拠出金より交付金の方が大きくなるのではないかと考えている」との答弁があっております。 委員会といたしましては、その他、第91号議案佐世保国民健康保険条例の一部改正の件、第92号議案佐世保心身障害者福祉センター条例の一部改正の件、第93号議案佐世保福祉医療費の支給に関する条例の一部改正の件及び第100号議案工事請負契約締結の件を合わせた以上6件につきましては、採決の結果、全会一致で可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。 ○議長(宮城憲彰君)  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑をとどめます。 これより討論に入ります。 ◆35番(山下千秋君) (登壇) 第91号議案、第92号議案、第93号議案について、それぞれ反対の討論を行います。 まず、第91号議案佐世保国民健康保険条例の一部改正の件に反対の討論であります。 ことしの6月の国会で、政権与党が強行成立させた医療法改正に基づく患者負担増を盛り込んだ今回の条例改正であります。この10月から実施されます。70歳以上の高齢者を中心に、医療費の窓口負担の大幅値上げや、療養病床入院患者の食費、居住費の負担増、高額療養費制度の限度額引き上げなどが内容になります。 70歳以上の高齢者のうち、現役並みの所得がある人は、病院や診療所の窓口で払う患者負担が現役世代と同じ3割負担に引き上げられます。現役並み所得とは、課税所得額が年間145万円以上で、年収が単身世帯で383万円以上、夫婦2人世帯で520万円以上の人とされています。 対象者は70歳以上、全国的には11%、約200万人に上りますが、佐世保市内では465人に上ります。そして、これらの方々への新たな負担は、通年ベースでは約2,000万円の新しい負担をもたらすことになります。 しかも、この現役並み所得の年収基準というのは、この8月に引き下げられたばかりです。そうしますと、ここに該当する人たちというのは一体どういうことになるのか。それは、7月までは1割負担でしたが、8月から2割負担になり、そしてこの10月からは3割へと一気に3倍にはね上がるという、こういう仕打ちを受けることになります。 ここで、当局にも厳重にお願いをしておきたいと思うんですけれども、年収が基準額に満たない人でも課税所得が基準の145万円以上の人は所定の書類で申請しないと現役並み所得として扱われてしまいます。実施に当たって、これらの周知徹底が強く求められております。このことを、この機会に強く申し上げておきたいと思います。 来月度からの医療費負担増というのはこれにとどまりません。長期にわたって治療が必要な療養病床に入院すると、70歳以上の高齢者にも新たな負担が待ち受けています。いまの制度では、高齢者が入院すると1割負担、現役並み所得の人は2割負担でありますが、このほかに1日当たり780円の食費を負担します。10月から療養病床ではこれが1日当たり1,380円に値上げされます。 さらに、居住費-高熱水費でありますけれども-の負担が新たに追加されます。1日につき320円です。食費と居住費を合わせると、負担額は1日に1,700円、1カ月30日間入院すれば5万1,000円もの負担となります。 介護保険の施設では、昨年10月から食費、居住費が入所者の自己負担となりました。この結果、退所に追い込まれる人が相次ぎましたが、今回の改悪はこうした事態を医療の分野にまで押し広げるものであります。 負担はなおあります。高額療養費制度の限度額も引き上げられます。この制度は、重い病気や慢性的な病気の人の負担軽減を目的にしたものです。自己負担に限度額を設けて、医療費が高額になると限度額を超える分を払い戻しいたします。10月からは70歳未満の一般の場合、限度額の定額部分を月8万円に値上げ、これに医療費によってかわる定率部分が上乗せされます。上位所得者も同様に、定額部分が月15万円に引き上げられます。 上位所得者の対象も、10月から拡大されます。健康保険の場合は、現行の月収56万円以上から53万円以上に、この国民健康保険では現行の年間所得670万円以上から600万円以上に対象者が広がります。70歳以上の高齢者についても、現役並み所得者の限度額が引き上げられます。 さらに、人工透析を受けている患者の負担限度額も上がります。いまは月1万円ですが、70歳未満の上位所得者については月2万円に引き上げられます。埋葬料は減額されるという仕打ちです。葬祭費用の一部として保険から支給される埋葬料が減額されて、現行は1カ月の賃金相当額-最低金額10万円-が受け取れますけれども、10月からは一律5万円になります。 ただ一ついいことは、出産育児一時金が現行の30万円から35万円に増額される、これだけは文字どおり改正になりますけれども、その他は以上指摘したとおり、佐世保市民に新たな負担を押しつけるこの条例改正に反対です。 次に、第92号議案佐世保心身障害者福祉センター条例の一部改正の件に反対の討論を行います。 障害者自立支援法が10月1日から施行されます。これに伴い、身体障害者福祉法、知的障害者福祉法及び児童福祉法が同日付から一部改正されるために、当該施設の通所者及び通園児の資格等の規定について改正が必要になったための今回の条例改正であります。 国で決めたことだから仕方がないではないかという議論もあります。それにしても、障害者自立支援法がもたらしている障害者や施設に及ぼしている影響は、余りにも深刻であります。 いままで身体障害者通所授産施設あすなろ作業所は身体障害者福祉法、知的障害者通所授産施設おおぞら作業所は知的障害者福祉法が根拠法令となっていましたけれども、10月から障害者自立支援法に根拠法令が変わります。制度も、従来の支援費制度から自立支援給付制度に変わります。通所者の資格も、施設訓練等支援費の支給決定を受けた者から、介護給付費の支給決定を受けた者、こういうふうに変わります。その負担は、既に4月から実施されております。それ以前は負担の制度はあっても、実質的には利用者負担はありませんでした。給食も無料でした。これが、今日では利用した1割負担と給食費の負担となっています。 知的障害児通園施設すぎのこ園はどうなるでしょうか。これまた障害者自立支援法施行によって、現行は行政がサービスの対象者、保護者と提供内容を決定し、サービスを行う仕組み、つまり措置費制度になっています。これを、利用者がサービスを選択し、契約により提供されたサービスについて都道府県が給付を行う。つまり、利用契約制度に変わることになります。サービス料金は、現行は長崎県が保護者所得に応じて負担金を徴収することになっています。これが、これからは事業所であるすぎのこ園で原則サービス料金の1割を保護者から徴収することになります。障害児施設給付において、給食費の保護者負担、また利用実績払い制度が導入されることになります。障害者には大きな負担増となります。 懸念された利用者負担がふえたことにより退所者が出てくるのではということに対し、議案質疑や一般質問の答弁の中で、4月以降、通所施設では3人が退所しているが、病気などの理由であり、負担増が理由ではないと。ただし、1名については1カ月のみで退所したという事実はある。実施前の3月には5人退所しているが、これも負担問題ではない。また、入所施設では、4月以降15人いるが、地域生活への移行等の理由が13人、不明2人ということになっており、また直前の3月に11人が退所しているが、これもグループホームなどへの移行であり、全員自立だということで、ほとんど影響がないという当局からの説明でした。 しかし、当局は全員自立という認識でありますけれども、地域生活の移行そのもの、これらが施設利用から離れているという、こういうことであり、そこには負担増という問題が厳然と潜在して横たわっているということは明白であります。関係者の受けとめ方と当局の認識には、かなりの隔たりを率直に感じざるを得ません。利用者には、重い利用料負担だと言わなくてはなりません。 次に、第93号議案佐世保福祉医療費の支給に関する条例の一部改正の件に反対の討論を行います。 10月1日施行の健康保険法一部改正に伴い、佐世保市福祉医療費の支給に関する条例を一部改正するものです。 その内容は、健康保険等の保険給付として、新たに入院時生活療養費が設けられました。また、特定療養費が保険外併用療養費-医療保険各法に規定する保険給付の対象となるものに限る-こういうふうに改められました。 そのために、条例に記載されている福祉医療費の支給対象となる保険給付の定義の文言整理を迫られたものであります。公的保険のきく医療と、保険のきかない医療を組み合わせた混合診療の本格的導入に向け、これまでの高度先進医療や差額ベッドなど、特定療養費制度を再編成することになります。 新たに、保険外併用療養制度を設け、将来は保険導入の対象とする先進医療など評価療養と、将来にわたって保険の対象にしない差額ベッド、制限回数を超える医療行為など、選定療養に区分けしています。ここまでは公的保険でみます、これ以上は自己負担ですよ。勢い民間保険に加入しない限り、高度の医療は受けられないということになり、お金のあるなしで必要なすべての医療サービスが受けられる人とそうでない人がつくり出されるということになります。 命や健康の分野にまで、金のある人、ない人の格差を持ち込もうという混合診療を目指すものであり、認めることはできません。 以上、反対の討論を終わります。 ○議長(宮城憲彰君)  討論をとどめます。 これより、まず第85号議案及び第88号議案の2件を一括して採決いたします。以上2件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決されました。 次に、第91号議案佐世保国民健康保険条例の一部改正の件を採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、第92号議案佐世保心身障害者福祉センター条例の一部改正の件を採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、第93号議案佐世保福祉医療費の支給に関する条例の一部改正の件を採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、第100号議案及び第105号議案の2件を一括して採決いたします。以上2件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第21 第94号議案から △日程第25 第27号報告まで ○議長(宮城憲彰君)  次に、日程第21第94号議案から日程第25第27号報告までの5件を一括議題といたします。 企業経済委員長の審査報告を求めます。-----------------------------------                          平成18年9月25日 佐世保市議会議長 宮城憲彰様       企業経済委員長 原田 正    企業経済委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたから、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。         記1 第94号議案 佐世保市工場設置奨励に関する条例の全部改正の件2 第95号議案 佐世保市農業委員会の選挙による委員の定数等に関する条例の一部改正の件3 第101号議案 工事請負契約締結の件(神崎漁港地域基盤整備(その2)工事)4 第106号議案 工事請負契約(変更契約)締結の件(新青果市場(仮称)市場棟新築(建築)工事) 以上、いずれも原案を可決した。5 第27号報告 損害賠償の額の決定に係る市長専決処分報告の件 以上、承認した。----------------------------------- ◆企業経済委員長(原田正君) (登壇) 本委員会に付託されました各案件につきまして、審査の概要並びに結果を報告いたします。 まず、第94号議案佐世保工場設置奨励に関する条例の全部改正の件についてでありますが、奨励金の拡充及び交付要件の緩和を行うなど、全面的に見直されるものであります。 当局の説明によりますと、「既存の佐世保市工場設置奨励に関する条例が制定から22年経過しており、交付要件及び奨励措置の内容が企業ニーズに合わなくなってきている。特に、情報通信関連分野の企業立地を目指すニューテクノパーク(仮称)の分譲開始が平成19年4月に予定されていることから、情報通信関連分野の企業立地促進への対応が必要となったこと。また、近隣市町が新たな奨励措置で企業誘致を進めており、本市の誘致活動を有利に展開するため、新たな奨励措置が必要となったこと。さらに、市内事業所の減少も著しいものがあり、既存の事業所の増設、移設への投資意欲を促すとともに、市外への流出を防ぐための奨励措置の対象拡大も必要となったため、現行条例の全部改正を行い、新たな奨励制度を設立するものである」とのことであります。 委員会では、今回の条例改正の意図についてただしましたところ、当局から、「この条例の対象業種である製造業等の第2次産業の底上げを図ること。及び、本市の雇用の拡大・確保を大きな主眼としている」との答弁があっております。 以上が審査の概要でありますが、委員会といたしましては、この件に関し、「地域経済活性化のため、この条例を有効に活用し、企業誘致を推進すること」との要望を付し、賛成多数で可決することに決定いたしました。 次に、第95号議案佐世保農業委員会の選挙による委員の定数等に関する条例の一部改正の件についてでありますが、宇久町及び小佐々町の編入に伴い、農業委員の選挙区について、新たに宇久地区を第4選挙区として追加し、第2区及び第3区の選挙すべき委員の定数が見直されるものであります。 当局の説明によりますと、「今回、新たに宇久地区農業委員定数3名の選挙区を設置するに当たり、第3選挙区より2名、第2選挙区より1名を減員することになる」とのことであります。 委員会では、北部地域の第2選挙区に小佐々地区を加えた上、委員定数が1名減になった理由についてただしましたところ、当局から、「地区の定数については、農業委員会総会において、市域全体の農地面積及び基準世帯数等を総体的に勘案した上で決定しており、今回、1名減という調整が行われたものである」との答弁があっております。 さらに、宇久地区の委員定数を3名とする根拠についてただしましたところ、当局から、「農林水産省からの通知では、裁判所等から依頼がある農地の現況調査については、委員3名以上で行うこと。また、農地法では、和解の仲介については、委員3名で行うことと決められており、宇久町の離島という地理的な条件を勘案し、合併協議会で協議されたものである」との答弁があっております。 以上が審査の概要でありますが、委員会といたしましては、この件に関し、「選挙区の定数配分については、地域性を考慮し、今後、十分検討を深めること」との要望を付し、賛成多数で可決することに決定いたしました。 次に、第101号議案工事請負契約締結の件についてでありますが、神崎漁港地域基盤整備(その2)工事に関し、契約金額1億6,275万円で株式会社西部工建と請負契約が締結されるものであります。 委員会では、議案の説明に当たり、当局から、「落札者の西部工建から、9月12日付けで、国から指名停止を受けると話があり、長崎河川国道事務所西九州推進室に事情を伺ったところ、『西九州道路の高架橋の工事において、元請が星野組、一次下請が西部工建、二次下請が塩見組の3社で工事を行っていたところ、事故が発生した。事故の内容については、二次下請の塩見組の社員がクレーン作業中に操作を誤り、クレーンの部品が飛んで、西部工建の作業主任者に当たったものである。左鎖骨骨折で全治3カ月の重傷であるが、本人は翌日から軽作業に従事している状況である』とのことである。 西部工建は被害者の立場であるが、3社とも指名停止の処分を受けている。その理由については、二次下請の監督責任は、西部工建にもあったということからである。指名停止の期間については、9月12日から10月2日までの3週間である。 また、労働基準監督署からは、事故が発生した6月15日に、被害を受けた西部工建以外の2社について、指導事項という形で指導がなされている。 契約監理室としても、今回の事故に関して内部で協議を行ったが、指名停止は受けているものの、事故に関し労働安全衛生法関係の法令違反がなかったこと。関係3社のうち、2社は労働基準監督署から指導があったが、西部工建については指導を受けていないこと。作業主任者という立場ではあったものの、現場監督責任は元請業者にあることから、総合的に責任は軽いと考えられること。指名停止処分は、処分後の入札参加を制限するものであり、処分前に落札決定していた案件の契約まで制限するものではないことなどの理由から、今回の議案については、そのまま提案させていただいた」との報告があっております。 委員会では、労働基準監督署の指導見解について確認していないことを指摘し、さらに詳しい説明を求め、審査いたしました。 まず、指名停止処分を受けた3社のうち、労働基準監督署からは2社しか指導を受けなかった理由についてただしましたところ、当局から、「指導は安全措置等についての法令違反はないが、指導を行うことにより、より安全性が高まると思われる際に行うものであり、総合的な監督責任がある元請の星野組、直接的に社員が事故を起こした二次下請の塩見組に指導が行われている。一次下請の西部工建は被害者の立場であり、指導は行われていない」との答弁があっております。 さらに、今回、指名停止処分を受けた業者との契約の妥当性についてただしましたところ、当局から、「指名停止処分を受けたものの、被害を与えた方ではなく、被害を受けた方である。さらに、処分の内容が談合等によるものではなく、労災事故によるものであり、労働基準監督署の調査の結果では法令違反はなかったことから、契約解除に至るのは厳しいと判断し、提案させてもらっている」との答弁があっております。 以上が審査の概要でありますが、委員会といたしましては、採決の際、「当局の労災事故に対する問題意識が非常に甘いこと。また、国とされても、やはり問題があるからこそ指名停止という処分を行っていること。さらに、処分を受けた業者でも契約締結できるという前例をつくってしまうことなどの理由から、今回の議案については認められない」との反対討論がありましたが、以下、二点の要望を付し、賛成多数で可決することに決定いたしました。 一、委員会審査に当たっては、事前に十分調査・検討を行い、説明するよう努めること。 一、指名停止期間中の業者との契約については、本件を前例とはせず、市として、明確な基準を検討すること。 次に、第106号議案工事請負契約(変更契約)締結の件についてでありますが、今定例会において先議案件として議決いたしました継続費の増額補正予算に係る工事請負契約変更であり、委員会といたしましては、当局の説明を了とし、全会一致で可決することに決定いたしました。 次に、第27号報告損害賠償の額の決定に係る市長専決処分報告の件についてでありますが、市営バス運転中の車内事故に係る損害賠償の額の決定について、地方自治法第179条の規定により専決処分されたものであります。 委員会といたしましては、この件に関し、「交通社会の模範となるよう、交通法規を遵守し、事故防止に努めること」との要望を付し、全会一致で可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。 ○議長(宮城憲彰君)  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 ◆26番(橋本純子君) (登壇) ただいまの企業経済委員長報告に対し、付議されております第101号議案について質疑をいたします。 先ほどの報告の中に、2点要望が付されておりました。2点目の指名停止期間中の業者との契約については、本件を前例とはせず、市として明確な基準を検討することという要望が付されておりましたけれども、この前例にせずということは、これは例外的に認めるものであるということなのでしょうか。 それから、前例としないということは、このような事例があっても、今後は認めないということなのでしょうか。 それから、明確な基準を検討するようにとありますけれども、指名停止期間であっても、業者との契約もあり、今後この基準さえあれば委員会としては認めるということもあり得るということでしょうか。 ◆企業経済委員長(原田正君) (登壇) 要望事項の2点についての質疑がございました。 この要望事項の2点目の前例とせずということ、それともう一点はその基準の部分の質疑がございました。 これは、今回非常に特例的にこの議案が提出された後に、国から指名停止処分があったということであり、過去これまでなかった事例だろうというふうに思います。そういう状況の中で、その指名停止処分に対するあり方について、今回は例外的に認めるけれども、例えばその処分の内容が悪質であったり、あるいは故意の過失だとか法令違反といった部分があったときの一定の基準を明確にすべきであるという要望を付しているところであります。 以上です。 ◆26番(橋本純子君) (登壇) 御説明いただいたんですけれども、ちょっと明確によくわからなかったので、もう一度お尋ねします。 前例とはしないということは、今後このような事例があっても認めないということなのか、どうなのかを、例外だということなので、ちょっとまずお聞かせいただけますか。 それからもう一つ、基準をつくれば委員会としては認めてもいいと、基準をつくれば指名停止期間中であっても契約していいということも、今後あり得るというふうにとればよろしいんでしょうか。 その2点がつながらないものですから、教えてください。 ◆企業経済委員長(原田正君) (登壇) いまの質疑は、今後こういった場合に認めないのかという質疑だったというふうに思うんですが、要望の2点目にも書いてありますように、基準をつくってその基準に照らして認める、認めないということはあり得るというふうに判断をいたしております。 ○議長(宮城憲彰君)  質疑をとどめます。 これより討論に入ります。 ◆35番(山下千秋君) (登壇) まず、第94号議案佐世保工場設置奨励に関する条例の全部改正の件に反対の討論を行います。 ねらいは、佐世保地域における第二次産業を育成したい、雇用確保の場をつくりたいというものであります。これは、だれしも願うことです。 問題は、この手法が税金の使い方、公正・公平な行政のあり方などと考え合わせて、ベストの手法なのかという問題です。この間この種の優遇措置は、工場設置奨励、観光施設設置奨励、リゾート関連への奨励など、たくさん行われてまいりました。私の調べたところ、総額78億円もの税金投入を行ってまいりました。 一方、市内にはたくさんの中小業者が営々とこの不況下にあっても頑張って経営を守り、市民税を払い、個別的にはわずかの雇用であっても雇用を確保したりして地域経済に貢献してきています。 この既存中小業者の方々が、これらの優遇措置の適用を受けてきたでしょうか。確かに緊急融資制度というありがたい制度には、いままで多くの企業が恩恵を受けてきた、そういう事実はあります。 しかし、これには担保も保証人も必要ということがあり、かなり高いハードルのもとで圧倒的多数の零細業者は利用することができません。もっと少額でよい、いまここに50万、100万の運転資金があったら助かるのにと、多くの業者は願っています。よその自治体には無担保、無保証人の小口融資制度があるのに、勢い思い余ってサラ金、やみ金に手を出し、果ては夜逃げ、倒産、自殺に追い込まれた市民も少なくありません。 1万人にも上る佐世保の既存業者を助けるための公的資金投入が、どれだけなされてきたでしょうか。そこは、放置してと言えば言い過ぎになるかもしれませんので、手薄なままで新たな企業立地のためには78億円もの税金をぽんと差し出すという、この優遇措置は税金の使い方として順番が違うのではないでしょうか。 第2次産業雇用確保を目指すといっても既存業者を守りつつ、第2次産業雇用確保をという着実なやり方を主張するものであります。 財政が厳しいということで、よその自治体で行っている中学校給食も実施しないままです。安い給食費と高い自前の弁当代、どれだけ親の負担に格差がつくられてきたことでしょう。これまで優遇した企業にぽんと差し出した78億円の税金、これだけのお金があったらどれだけ有効な市民に役立つ施策を展開することができたことでしょう。 そして、そのうちの一部でありますけれども、リゾート保護を根拠に出資したコラソンホテルへの出資金1,500万円、今日回収できるのかできないのか、こういう困難に直面しているではありませんか。ここでも税金の使い方が新たな形でいま問われているということを指摘して、第94号議案に反対の討論を終わります。 次に、第95号議案佐世保農業委員会の選挙による委員の定数に関する条例の一部改正の件に反対の討論を行います。 農業委員会としては、本当に苦慮された提案になっております。佐世保市における農業委員の総枠は30人です。法令上の縛りがあります。新たに選挙区として設けられた宇久において、提案は3人でありますけれども2人にして、小佐々町が新たに加わった佐世保第2選挙区は提案は11人ですけれども、これを12人にすれば、農業世帯数に対する農業委員1人当たりの受け持ち数はどこでもほぼ同じになり、公平性が保たれています。 しかし、そこには立ちはだかっているもう一つの法律の壁、立ち合い等々には3人が必要だと、こういうこともありました。 また、合併協議会での確認事項としての宇久町での3人という制約もありました。 こうした農業委員会の事情はよく理解できますけれども、それでは佐世保第2選挙区は一体どうなるのか。小佐々町がふえたにもかかわらず、逆に農業委員の定数は12人から11人に縮小してしまうことになります。 その結果、ここでの1人当たりの受け持ち担当は1人132世帯に対し、宇久町では1人85世帯という格差をつくってしまうことになります。過重負担とサービス低下という矛盾をつくり出すことになります。こうしたしわ寄せを一部に押しつけることになる提案には賛成できません。これも、結局無理な市町村合併がもたらした矛盾の一つだと言わなくてはなりません。 次に、第101号議案工事請負契約締結の件に反対の討論を行います。 工事請負業者は、労災事故を引き起こし、国土交通省から指名停止処分を受けています。現在停止期間中です。この停止期間中の業者との契約を、その間に議会が承認するということは、佐世保市議会歴史上かつてない出来事ということになります。 労働基準監督署から指導を受けたのは、元請と第三次下請であり、当業者は指導を受けていないからということであります。しからば、なぜ同じ国の機関である国土交通省は処分したのかという矛盾もあります。この点の当局の説明は、国は事故を起こしたら元請も一次下請も二次下請もない、全体として責任があるというものでありました。責任があるということであります。 いずれにしても、まかり間違えば人命にかかわる重大な事故でした。なぜ事故が起こったのか、その教訓はどのようなものか、これらが明確になることが再発防止に直結します。働く者の安全を脅かす労働安全衛生問題は、何よりも重視されなくてはなりません。それほどの問題なのだという認識を徹底していくためにも、しかも今後どのように労働現場を改めるのか、言いかえれば再発防止の保障が確認できないまま、市民の税金を使った公共工事を処分中の当該業者に発注するわけにはまいりません。 もっと問題点が整理されて、だれもが納得できる状況のもとで、初めて請負契約を結んでもいいではありませんか。 以上、反対討論を終わります。 ○議長(宮城憲彰君)  討論をとどめます。 これより、まず第94号議案佐世保工場設置奨励に関する条例の全部改正の件を採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、第95号議案佐世保農業委員会の選挙による委員の定数等に関する条例の一部改正の件を採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、第101号議案工事請負契約締結の件を採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、第106号議案及び第27号報告の2件を一括して採決いたします。以上2件は原案のとおり可決及び承認することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決及び承認されました。----------------------------------- △日程第26 第26号報告 ○議長(宮城憲彰君)  次に、日程第26第26号報告を議題といたします。 各常任委員長の審査報告を求めます。-----------------------------------                          平成18年9月25日 佐世保市議会議長 宮城憲彰様       企業経済委員長 原田 正    企業経済委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。         記1 第26号報告 平成18年度佐世保市一般会計補正予算(第2号)市長専決処分報告の件中    第1条 第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳出 第12款 災害復旧費 以上、承認した。----------------------------------- ◆企業経済委員長(原田正君) (登壇) 第26号報告平成18年度佐世保市一般会計補正予算(第2号)市長専決処分報告の件中、本委員会に付託されました案件についてでありますが、去る4月10日から7月25日の間の累次の豪雨により発生した農業用施設の災害復旧について、復旧工事に係る測量等の業務を早急に実施する必要があったことから、地方自治法第179条の規定により所要額の追加が専決処分されたものであります。 委員会といたしましては、当局の説明を了とし、全会一致で承認することに決定いたしました。 以上、簡単ではありますが、報告を終わります。-----------------------------------                          平成18年9月22日 佐世保市議会議長 宮城憲彰様       総務委員長 草津俊比古    総務委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。         記1 第26号報告 平成18年度佐世保市一般会計補正予算(第2号)市長専決処分報告の件中    第1条 第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳入 全部 以上、承認した。-----------------------------------総務委員長草津俊比古君) (登壇) 第26号報告平成18年度佐世保市一般会計補正予算(第2号)市長専決処分報告の件中、本委員会には、ただいま企業経済委員長から報告がありました第12款災害復旧費の歳入部分に関する専決処分の承認が求められております。 委員会といたしましては、当局の説明を了とし、採決の結果、全会一致で承認することに決定いたしました。 以上、簡単ではありますが、報告を終わります。 ○議長(宮城憲彰君)  ただいまの各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑をとどめます。 これより討論に入ります。 討論をとどめます。 これより、第26号報告を採決いたします。本件は承認することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、本件は承認されました。----------------------------------- △日程第27 第84号議案 ○議長(宮城憲彰君)  次に、日程第27第84号議案を議題といたします。 各常任委員長の審査報告を求めます。-----------------------------------                          平成18年9月22日 佐世保市議会議長 宮城憲彰様       都市整備委員長 田中 稔    都市整備委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。         記1 第84号議案 平成18年度佐世保市一般会計補正予算(第3号)中    第1条 第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳出 第8款 土木費、第12款 災害復旧費 以上、原案を可決した。-----------------------------------都市整備委員長(田中稔君) (登壇) 第84号議案平成18年度佐世保市一般会計補正予算(第3号)中、本委員会に付託されました案件につきまして、審査の概要並びに結果を報告いたします。 第12款災害復旧費につきましては、去る4月9日から7月25日までの間の累次の豪雨及び8月中旬の台風10号による土木施設災害復旧費として、道路35カ所、里道10カ所、公衆用道路2カ所、河川9カ所、水路3カ所、計59カ所分、1億3,200万円を計上されております。 当局から、「59カ所のうち、谷1号線災害復旧工事については、平成17年9月10日の豪雨により地すべりが発生し、旧小佐々町において国の採択を受け、平成18年2月9日から9月25日までの工期で繰り越し承認をいただき、梅雨入りまでの対策を行っていた。その後、平成18年4月11日、6月25日及び7月4日までの3回の豪雨には耐えていたが、7月25日の豪雨により、未施工箇所の簡易吹きつけのり枠部分が崩壊した。 再度災害を受けたために、専門業者に委託し、対策工法の検討をした結果、現在計画中の簡易吹きつけのり枠では安全性が確保できないということが判明した。そこで、平成17年災害の完了区域の打ち切り精算を行い、残工事を含め平成18年災害として再度提案を行い、復旧工法の採択を受けたいと考えている」との説明があっております。 委員会では、「4月に発生した災害は、6月補正には間に合わなかったのか。また、谷1号線の2次災害を防ぐために、早く工事を完了できなかったのか」とただしましたところ、当局から、「公共災害の6月補正については、災害査定が8月当初に予定されたことなどの理由により、9月補正となった。 また、7月25日に被災した谷1号線の早期完了については、工期が9月25日までで、工事工程上、まずは本体がすべらないように水抜きとアンカーを急がせ、梅雨に備えた。被災した箇所の工事については、工程の面から物理的に完了させることは不可能であった」との答弁があっております。 これに対し、「2次災害の発生など、緊急の対応が必要なときには、市長専決処分をしてでも、災害復旧に努めなければならないのではないか」とただしましたところ、当局から、「緊急の場合は市長専決処分をしてでも対応したい」との答弁があっております。 以上が審査の概要でありますが、委員会といたしましては、現地視察による確認をした上で、採決の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。-----------------------------------                          平成18年9月22日 佐世保市議会議長 宮城憲彰様       文教厚生委員長 山口 健    文教厚生委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。         記1 第84号議案 平成18年度佐世保市一般会計補正予算(第3号)中    第1条 第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳出 第3款 民生費、第11款 教育費 以上、原案を可決した。----------------------------------- ◆文教厚生委員長(山口健君) (登壇) 第84号議案平成18年度佐世保市一般会計補正予算(第3号)中、本委員会に付託されました案件につきまして、審査の概要並びに結果を報告いたします。 まず、第3款民生費についてでありますが、社会福祉費におきまして、地域包括支援センター体制整備に係る介護保険事業特別会計繰出金5,206万円、グループホーム消防施設整備に係る老人福祉施設等整備事業費840万円、就労継続支援事業施設「三川内の里」の整備に係る社会福祉施設施設・設備整備事業補助金613万円など、合計で7,261万円、児童福祉費におきまして、保育所施設整備事業費8,919万円、生活保護費におきまして、救護施設の火災復旧工事費1,100万円が計上されております。 当局からは、就労継続支援事業施設「三川内の里」の整備に係る社会福祉施設施設・設備整備事業補助金につきまして、「医療法人敬仁会が社会福祉法人を新設し、障害者の就労や生産活動の知識・能力の向上を図るための施設が整備されるものである。 その事業概要は、雇用契約に基づいて就労の機会を提供するとともに、一般就労に必要な知識・能力の向上を図る支援を実施する雇用型と雇用契約がなく就労や生産活動の機会を提供し、知識・能力の向上・維持を図る支援を実施する非雇用型の二つを一体的に提供する多機能型によって運営され、手づくりパン、野菜及び地域物産品などの販売を通じ就労及び生産活動の機会を提供するものである」との説明がありました。 委員会では、非雇用型で就労される方とは雇用契約を結ばない理由についてただしましたところ、当局からは、「雇用型及び非雇用型という名称ではあるが、あくまでも福祉サービスであり、通常の企業の障害者雇用とは異なるものである。特に、非雇用型については、雇用型に比べ就労能力が低く、また、生きがいづくりや訓練の場という意味合いが大きいことから雇用契約は結ばないこととなっている」との答弁があっております。 次に、「事業主と雇用される障害者との間で、賃金等におけるトラブルが生じないよう、市として、どのように関与していくのか」との質疑があり、「工賃に関しては、その支払いについて、行政に対し報告するよう定められていること。また、これは市が援護の実施者となって行う福祉サービスであり、指導・監督権限を有していること。さらに市は、報酬の支払いに関し報告義務を課すといったこともあるため、それらを通じて、適正な事業運営がなされるよう、適切に関与していきたい」との答弁があっております。 また、「野菜等の販売といった事業の実施に当たって、地域との連携は図られているのか」との質疑があり、当局からは、「今回、新たに三川内地区において事業を行うことから、住民等への説明は行われているようだが、そういった点ついての協議等がなされているのか把握していないため、今後、確認していきたい」との答弁があっております。 次に、第11款教育費についてでありますが、学校施設の維持改修事業費といたしまして、小学校費におきまして2,000万円、中学校費におきまして1,000万円が計上され、保健体育費におきまして、体育施設の安全対策事業費500万円が計上されております。 委員会といたしましては、以下の要望を付し、全会一致で原案を認めることに決定いたしました。 一、「三川内の里」における障害者の雇用に当たっては、可能な限り適正な雇用環境が得られるよう配慮すること。 一、物品の販売に当たっては、三川内地区の産品を販売していただくなど、地元に配慮した運営がなされるよう意を用いること。 以上、報告を終わります。-----------------------------------                          平成18年9月25日 佐世保市議会議長 宮城憲彰様       企業経済委員長 原田 正    企業経済委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。         記1 第84号議案 平成18年度佐世保市一般会計補正予算(第3号)中    第1条 第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳出 第6款 農林水産業費、第7款 商工費、第12款 災害復旧費 以上、原案を可決した。----------------------------------- ◆企業経済委員長(原田正君) (登壇) 第84号議案平成18年度佐世保市一般会計補正予算(第3号)中、本委員会に付託されました案件につきまして、審査の概要並びに結果を報告いたします。 まず、第6款農林水産業費についてでありますが、農業費におきまして、光センサーみかん選果機導入に伴う県からの補助金分1億円、農地費におきまして、市有ため池管理事業費1,000万円、基盤整備施設維持管理費500万円、林業費におきまして、山地災害防止事業費3カ所分1,000万円、水産業費におきまして、漁協合併推進事業費150万円、流木処理事業費2,000万円、漁協に対する流木回収費用補助金649万円が計上されております。 委員会では、「7月17日の流木漂着の第一報から処理を行うまでにかなりの時間を要しており、こういった緊急の場合は、早急に対応するべきではないか」との意見があり、当局から、「漂流木が長期間にわたって漂着していたため、回収の都度、業者に発注した場合、経費もかさむし、その都度、契約が必要となってくる。したがって、消臭剤を散布しながら、ある程度の区切りをつけた上で、処理を行ったため、処理までに時間がかかっている」との答弁があっております。 次に、第12款災害復旧費についてでありますが、去る4月9日から7月25日までの間の累次の豪雨及び8月中旬の台風10号による災害復旧費として、農林水産施設災害復旧費におきまして127カ所分、1億6,000万円が計上されております。 次に、第7款商工費でございますが、商工費におきまして、緊急経営対策損失補償事業費935万円が計上されております。 当局の説明によりますと、「本市中小企業緊急経営対策資金融資事業にかかる融資案件のうち、事故が発生したものについて、長崎県信用保証協会が代位弁済した際、損失補償契約に基づき同協会負担分の2分の1を本市が補償するものである。この事業は、緊急経営対策資金が不況、災害対策、連鎖倒産防止という中小企業にとって差し迫った場合に対応する融資制度であることから、信用保証協会が一歩踏み込んで審査を行い、より多くの企業に対して融資を実行できるようにした施策である」とのことであります。 委員会では、委員から、「融資を行ってから1年足らずで代位弁済に至っているケースがあるが、融資に当たっての審査が甘いのではないか」との質疑があり、当局からは、「融資できるかどうかの審査については、信用保証協会及び金融機関に行っていただいているが、審査に当たっては、その企業の経営状況や売り上げ状況、経営姿勢、担保の状況など総合的に勘案した上で行われている。この融資制度は、あくまでも自助努力するための手助けをする制度であり、中小企業の皆様が厳しい中で、運転資金あるいは設備資金といった必要な資金について、スムーズな資金調達ができるよう門戸を広げている。代位弁済をせざるを得ない状況に至った場合は、専門家である信用保証協会及び金融機関がその内容を分析調査し、再建可能あるいは廃業やむなしといった判断をした中で行われており、やむを得ないと考えている」との答弁があっております。 また、委員から、「代位弁済に至ったケースについては、原因等の分析を行い、今後につなげるべきではないか」との意見があり、当局から、「信用保証協会及び金融機関と定期的に行っている協議の中で、原因等を含め分析を行い、今後に生かしていきたい」との答弁があっております。 以上が審査の概要でありますが、委員会といたしましては、採決の結果、賛成多数で原案を可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。-----------------------------------                          平成18年9月22日 佐世保市議会議長 宮城憲彰様       総務委員長 草津俊比古    総務委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。         記1 第84号議案 平成18年度佐世保市一般会計補正予算(第3号)中    第1条 第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳入 全部    第2条 第2表 債務負担行為(追加)    第3条 第3表 地方債補正(追加) 以上、原案を可決した。-----------------------------------総務委員長草津俊比古君) (登壇) 第84号議案平成18年度佐世保市一般会計補正予算(第3号)中、本委員会に付託された案件につきまして、審査の結果を報告いたします。 今回の補正予算につきましては、歳入におきまして、ただいま各常任委員長から報告がありました各事業に係る歳入部分、計13億6,242万円が計上されております。 委員会といたしましては、当局の説明を了とし、採決の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 以上、簡単ではありますが、報告を終わります。 ○議長(宮城憲彰君)  ただいまの各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑をとどめます。 これより討論に入ります。 ◆35番(山下千秋君) (登壇) 第84号議案平成18年度佐世保市一般会計補正予算(第3号)に反対の討論を行います。 今回の補正で予算規模が1,004億円に達しました。議案質疑で明らかになりましたけれども、最終的には1,043億円に上るという、かつてない規模になったことが大きな特徴です。 そこで、まず歳入ですけれども、今回、補正で交付税がつぎ込まれております。しかし、この交付税、国の三位一体改革の影響もあり減額となっております。どれだけかと言えば、国の地方財政計画では5.9%減ですけれども、佐世保市の場合、市町村合併に係る措置もあり、それでも率にして1.9%の減、3億9,800万円の減になっております。これは、普通交付税ですけれども、特別交付税は昨年より約12%下回る2億3,300万円ほどの減額になる、こういうふうに見込まれています。 じゃあ、国から入ってくる金はこれだけ減っているけれども、市民負担という点から市税を見ますと定率減税の廃止、公的年金等控除の見直し、老年者控除の見直しという庶民増税によって総額6億7,600万円の新たな市民負担がふえています。 また、これらの個人住民税負担増政策の結果、昨年までは非課税だった人、それは平成17年度、65歳以上の納税義務者8,696人だったのに対し、平成18年度では何と一気に1万161人ふえて1万8,857人になっています。実に2.16倍にふえたことになります。 それだけの人々の所得がふえて、昨年まで納税義務はなかったけれども、今年度から納税義務者になったというのであれば話はわかりますけれども、実際の所得は全くふえていないのに税金だけはふえるというのは、極めて重大な問題だと言わなくてはなりません。 歳出面でも、三つの問題を指摘しておきたいと思います。 第1に、駅周辺の土地区画整理事業繰上償還のために、5億4,780万円を土地区画整理事業特別会計へ繰り出されています。本来、土地売却費で借金返済する計画が、そのとおりいかなかったためであります。 第2は、緊急経営対策損失補償で、当初の見込みをはるかに超える件数、額の焦げつきが生じて、934万5,000円の補正をせざるを得なくなっています。ここには、全国的には景気回復などと言われているけれども、佐世保市においてはなお深刻な景気低迷に市民が苦悩している、この実態を示しているものであります。 第3には、介護保険事業特別会計に5,206万円の繰り出しがあります。地域包括支援センターが本年度から設けられました。大変重要な役割が期待されているのに、国の補助金は必要な事務料に対しわずかにとどまっているというところから問題が起こっております。当初予算から、自治体財政投入が行われてきましたけれども、実際にはさらに予算不足を来し、5,206万円ほどの補正を組まざるを得なくなりました。地方に財政負担を押しつける国のやり方を厳しく批判したいと思います。 補正第3号は、全体としては安全なプールのための改修とか、小中学校の施設維持改修とか、災害復旧、流木回収など、市民の暮らしに役立つ積極的な内容も含まれておりますけれども、以上問題を持った補正第3号には賛成するわけにはまいりません。予算の組みかえを要求するものであります。 ○議長(宮城憲彰君)  討論をとどめます。 これより、第84号議案平成18年度佐世保市一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第28 意見書案第32号 ○議長(宮城憲彰君)  次に、日程第28意見書案第32号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 ◆33番(山口哲治君) (登壇) ただいま上程されました意見書案第32号JR九州に係る支援策等に関する意見書につきましては、お手元に印刷配付いたしております案文のとおりでございます。 よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮城憲彰君)  これより質疑に入ります。 質疑をとどめます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております案件につきましては、会議規則第31条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、さよう決定をいたしました。 これより討論に入ります。 討論をとどめます。 これより意見書案第32号JR九州に係る支援策等に関する意見書を採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第29 第4号諮問案 ○議長(宮城憲彰君)  次に、日程第29第4号諮問案を議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。 ◎市長(光武顕君) (登壇) ただいま上程されました諮問案について、提案理由を説明申し上げます。 第4号諮問案人権擁護委員候補者推薦の件……副島正俊委員が、去る5月1日に逝去されましたので、その後任として新たに蒲原英昭氏を候補者として推薦するものでございます。 以上、簡単ではございますが、どうぞよろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮城憲彰君)  これより質疑に入ります。 質疑をとどめます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております案件につきましては、会議規則第31条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、さよう決定をいたしました。 これより討論に入ります。 討論をとどめます。 これより第4号諮問案を採決いたします。本件は同意することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、本件は同意されました。----------------------------------- △日程第30 第107号議案から △日程第56 第29号報告まで ○議長(宮城憲彰君)  次に、日程第30第107号議案から日程第56第29号報告までの27件を一括議題といたします。 その前に、ちょっと私ここで休憩をとも考えたんですが、市長からの提案理由の説明が20分程度なんでしょうか。辛抱していただいて、その後にまた休憩が入りますんで、そこまで休憩挟まずにこのまま続行させていただきたいというふうに思いますので、お疲れのところ大変恐縮ですが、このまま当局から提案理由の説明を求めたいというふうに思います。 ◎市長(光武顕君) (登壇) ただいま上程されました決算関係議案につきまして、その概要を説明申し上げます。 なお、1万円未満の金額につきましては、省略させていただいておりますことを御了承ください。 まず、平成17年度の佐世保市一般会計及び特別会計を総括して申し上げます。 歳入総額1,781億2,180万円に対し、歳出総額は1,719億3,537万円となっており、歳入歳出差し引き61億8,643万円の歳計剰余金を生じました。 この歳計剰余金から平成18年度への繰越事業に係る繰り越すべき財源4億2,688万円を差し引きますと、実質的な収支差額は57億5,955万円と相なっております。 次に宇久町及び小佐々町の決算についてですが、合併により消滅した2町の決算は新市がその事務を承継することとなっております。 まず、一般会計及び特別会計を総括して申し上げます。 宇久町につきまして、歳入総額48億5,562万円に対し、歳出総額は49億3,607万円となっており、歳入歳出差し引きマイナス8,045万円と相なっております。 小佐々町につきまして、歳入総額53億2,482万円に対し、歳出総額は51億4,824万円となっており、歳入歳出差し引き1億7,658万円と相なっております。 いずれも平成18年3月31日の佐世保市との合併に伴い、同年3月30日に打ち切り決算を行っており、収支不足分については一時借入で対応しております。なお、平成17年度予算に係る未収・未払分につきましては、佐世保市が平成17年度予算として引き継いで処理をいたしております。 では、会計ごとに説明申し上げます。 第107号議案平成17年度佐世保市一般会計歳入歳出決算……歳入額927億8,423万円に対し、歳出額883億8,078万円で、歳入歳出差し引き44億345万円と相なっております。 この歳計剰余金から、平成18年度への繰越事業に係る繰り越すべき財源4億2,680万円を差し引きますと、実質収支額は、39億7,665万円と相なっております。 歳入につきましては、予算額に対しまして23億1,483万円の減額となっておりますが、平成18年度への繰越事業に係る財源を除きますと実質的には6億6,377万円の減額となっております。その要因といたしましては、市税、地方交付税、財産収入などが増額になったものの、国庫支出金、県支出金、市債などが減少したことによるものでございます。 また、財源の構成につきましては、自主財源比率は45.5%となり、前年度に比べ0.9ポイント上昇いたしておりますが、平成16年度における減税補てん債の借りかえという特殊要素を除けば、実質的には1.0ポイントの低下となっております。 歳出につきましては、予算額に対しまして、不用額43億9,344万円となっております。 この主な要因といたしましては、中小企業融資預託金や生活保護扶助費、公債費利子、国民健康保険事業ほか他会計への繰出金が見込みを下回ったことなどによるものであります。 不用額の主なものといたしましては、民生費で11億5,683万円、衛生費で5億4,206万円、総務費で5億2,232万円、商工費で4億8,424万円、土木費で4億5,870万円となっております。 主な施策といたしましては、地域の資源を生かした個性ある地域経済の活性化や雇用機会の創出など「地域の活力の再生」の核となる観光交流事業を初めとして、安心して子育てができる環境を整える「子育て環境の充実」、高齢者、障害者などだれもが健康に暮らせるための「健康に暮らせる社会の構築」、学校・家庭・地域社会における教育の充実及び連携を図る「教育の再生」、災害・事故等から市民の生命・財産を守るための「安全・安心して暮らせる社会の構築」、郷土の自然を守り次世代に引き継ぐ循環型社会を目指す「自然と共生できる社会の構築」など、地域の政策課題へ的確に対応するための施策を展開いたしました。 さらに、市町村合併や行政評価など行財政改革への取り組みを積極的に推し進めるとともに、市民協働による市政運営を一層推進するため、17年度を「協働の幕開け」の年と位置づけ、市民公益活動の拠点の開設や市民協働推進指針の策定などを行ったところであります。 第108号議案平成17年度佐世保市住宅事業特別会計歳入歳出決算……歳入額20億3,118万円に対し、歳出額19億3,051万円で、歳入歳出差し引き1億67万円と相なっております。 この歳計剰余金から平成18年度への繰越事業に係る繰り越すべき財源を差し引きますと、実質収支額は、1億58万円と相なっております。 主な事業内容を申し上げますと、桜木団地建替2期工事及び十郎原団地建替4期工事を実施いたしております。 なお、管理戸数は、平成17年度末で5,136戸となっております。 第109号議案平成17年度佐世保市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算……歳入額243億9,958万円に対し、歳出額234億4,810万円で、歳入歳出差し引き9億5,148万円となり、実質収支額も同額と相なっております。 レセプト点検、適正受診への訪問指導など、医療費適正化に努めるとともに、短期人間ドックの実施、がん検診助成、温泉健康ほっと教室などを行い、健康管理意識の高揚に努めたところであります。 なお、老人を除いた被保険者一人当たりの療養給付費実績は、22万2,164円で前年度比7.7%増となっております。 第110号議案平成17年度佐世保市競輪事業特別会計歳入歳出決算……歳入額129億7,307万円に対し、歳出額123億1,582万円で、歳入歳出差し引き6億5,725万円となり、実質収支額も同額と相なっております。 車券売上額は117億6,017万円、入場者数は7万1,765人となっており、ふるさとダービーが開催された前年度と比較しますと、それぞれ34.2%減、14.1%減となっております。また、単年度収支は1億1,875万円の赤字決算であり、繰越金から補てんしている状況であることから、一般会計への繰出はいたしておりません。 第111号議案平成17年度佐世保市卸売市場事業特別会計歳入歳出決算……歳入額19億2,440万円に対し、歳出額19億2,029万円で、歳入歳出差し引き411万円となり、実質収支額も同額と相なっております。 卸売市場の青果部、花き部では、年間を通じた厳しい気候の変化や市場外流通傾向の増加、原油価格高騰などの影響を受け、取扱数量が減少するとともに全国的な輸入青果物の増加による価格低迷も加わり、取扱金額は青果部で前年度比7.8%減、花き部で前年度比5.0%の減となっております。 また、水産物部では、天候不順や原油価格高騰に伴う市場間の集荷競争などの影響を受け、取扱数量が前年度比3.0%減、取扱金額も6.4%減となっております。 食肉部については、と畜頭数及び上場頭数において、牛は減少、豚は増加しましたが、取扱金額は、枝肉価格の上昇により前年度比1.7%増となっております。 なお、新青果市場(仮称)建設については、市場棟工事などに着手いたしております。 第112号議案平成17年度佐世保市災害共済事業特別会計歳入歳出決算……歳入額3,607万円に対し、歳出額3,092万円で歳入歳出差し引き515万円となり、実質収支額も同額と相なっております。 交通災害共済事業では、加入会員数5万6,756人で、見舞金として247件、1,936万円を支給し、火災共済事業では加入世帯数2万1,005世帯で、見舞金として7件、490万円を支給いたしております。 第113号議案平成17年度佐世保市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算……歳入額1億2,547万円に対し、歳出額1億2,547万円で、歳入歳出同額と相なっております。 基盤整備後の換地処分を平成16年度に完了し、平成17年度は換地処分に伴う清算金の分割徴収業務を行っております。 第114号議案平成17年度佐世保市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算……歳入額277億9,851万円に対し、歳出額279億5,418万円で、歳入歳出差し引きマイナス1億5,567万円となり、実質収支額も同額と相なっております。 これは、国庫支出金等が翌年度に精算されるため赤字決算となったもので、平成18年度会計からの繰上充用措置による補てんを行っております。 なお、老人1人当たりの医療費実績は、83万594円で前年度比4.0%増となっております。 第115号議案平成17年度佐世保市等地域交通体系整備事業特別会計歳入歳出決算……歳入額9,669万円に対し、歳出額9,669万円で、歳入歳出同額と相なっております。 松浦鉄道株式会社の安全対策事業費の増により、前年度の決算額4,408万円を大幅に上回っております。 また、地域交通体系整備基金の適切な運用に努め、基金運用益44万円を積み立てております。 第116号議案平成17年度佐世保市土地取得事業特別会計歳入歳出決算……歳入額1億4,719万円に対し、歳出額1億4,719万円で、歳入歳出同額と相なっております。 市町村合併により引き継いだ財産に係る債務の一括償還に要した経費1億2,554万円ほか、公共事業等の円滑な執行を図るため、先行取得した公共用地の処分を計画的に行い、土地開発基金への積み立てを行っております。 第117号議案平成17年度佐世保市介護保険事業特別会計歳入歳出決算……歳入額157億8,341万円に対し、歳出額155億6,824万円で、歳入歳出差し引き2億1,517万円となり、実質収支額も同額と相なっております。 予算に対する介護給付額の執行率は、在宅サービスにおいて94.7%、施設サービスにおいて96.5%となり、全体では95.8%となっております。 なお、平成17年度末における要介護認定者数は1万2,097人、利用者数は8,912人となっております。 第118号議案平成17年度佐世保市交通船事業特別会計歳入歳出決算……歳入額2,028万円に対し、歳出額1,702万円で、歳入歳出差し引き326万円となり、実質収支額も同額と相なっております。 なお、当該特別会計につきましては、平成18年3月31日の宇久町との合併に伴い新たに設置したものでございます。 第119号議案平成17年度佐世保市集落排水事業特別会計歳入歳出決算……歳入額172万円に対し、歳出額15万円で、歳入歳出差し引き157万円となり、実質収支額も同額と相なっております。 なお、当該特別会計につきましては、平成18年3月31日の宇久町との合併に伴い新たに設置したものでございます。 第120号議案平成17年度宇久町一般会計歳入歳出決算……歳入額29億9,431万円に対し、歳出額30億1,948万円で、歳入歳出差し引きマイナス2,517万円となり、実質収支額も同額と相なっております。 第121号議案平成17年度宇久町国民健康保険特別会計歳入歳出決算……歳入額3億8,972万円に対し、歳出額4億2,709万円で、歳入歳出差し引きマイナス3,737万円となり、実質収支額も同額と相なっております。 第122号議案平成17年度宇久町老人保健特別会計歳入歳出決算……歳入額5億895万円に対し、歳出額4億9,277万円で、歳入歳出差し引き1,618万円となり、実質収支額も同額と相なっております。 第123号議案平成17年度宇久町国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算……歳入額4億3,731万円に対し、歳出額4億5,102万円で、歳入歳出差し引きマイナス1,371万円となり、実質収支額も同額と相なっております。 第124号議案平成17年度宇久町特別養護老人ホーム特別会計歳入歳出決算……歳入額1,374万円に対し、歳出額1,374万円で、歳入歳出同額と相なっております。 第125号議案平成17年度宇久町簡易水道特別会計歳入歳出決算……歳入額7,347万円に対し、歳出額7,718万円で、歳入歳出差し引きマイナス371万円となり、実質収支額も同額と相なっております。 第126号議案平成17年度宇久町渡船特別会計歳入歳出決算……歳入額4,677万円に対し、歳出額6,293万円で、歳入歳出差し引きマイナス1,616万円となり、実質収支額も同額と相なっております。 第127号議案平成17年度宇久町下水道特別会計歳入歳出決算……歳入額3,587万円に対し、歳出額3,422万円で、歳入歳出差し引き165万円となり、実質収支額も同額と相なっております。 第128号議案平成17年度宇久町介護保険特別会計歳入歳出決算……歳入額3億1,952万円に対し、歳出額3億2,167万円で、歳入歳出差し引きマイナス215万円となり、実質収支額も同額と相なっております。 第129号議案平成17年度宇久町風力発電特別会計歳入歳出決算……歳入額3,596万円に対し、歳出額3,596万円で、歳入歳出同額と相なっております。 第130号議案平成17年度小佐々町一般会計歳入歳出決算……歳入額38億7,763万円に対し、歳出額36億6,855万円で、歳入歳出差し引き2億908万円となり、実質収支額も同額と相なっております。 第131号議案平成17年度小佐々町国民健康保険特別会計歳入歳出決算……歳入額7億297万円に対し、歳出額7億7,406万円で、歳入歳出差し引きマイナス7,109万円となり、実質収支額も同額と相なっております。 第132号議案平成17年度小佐々町老人保健特別会計歳入歳出決算……歳入額7億4,421万円に対し、歳出額7億562万円で、歳入歳出差し引き3,859万円となり、実質収支額も同額と相なっております。 第29号報告平成17年度佐世保市一般会計継続費精算報告書報告の件……地方自治法施行令第145条第2項の規定により継続費の精算報告を行うものでございます。 以上、決算につきまして、概略の説明を申し上げましたが、その詳細につきましてはお手元に配付いたしております「平成17年度決算に係る主要な施策の成果の説明書」に記載いたしております。 何とぞよろしく御審議の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮城憲彰君)  これより質疑に入ります。 まず、第107号議案について質疑に入ります。 ◆26番(橋本純子君) (登壇) ただいま上程されました提案理由の中に、不用額の説明のくだりで、不用額43億9,344万円というふうに多額になっております。主な要因としては、中小企業融資預託金、生活保護扶助費等々が見込みを下回ったということが御説明されておりますけれども、不用額が出ることに対して、私は異論を持つものでありませんし、節約できるものは節約していただいたんだなというふうに思っておりますけれども、ちょっと1点だけ気になりますのが、生活保護費における不用額についてですけれども、確認をいたしましたらば1億5,500万円という多額の不用額を生じているようです。 17年度当初の見込みとどうしてこのように違ったのか、状況をお聞かせください。 あわせて、数年の保護世帯の伸び率の推移についてお伺いしたいと思います。 ◎保健福祉部長(伊東芳郎君) (登壇) 生活保護費の不用額で1億5,452万7,000円生じております。 まず、最近の保護世帯の数及び扶助額の動向について答弁させていただきますが、最近の動向といたしまして、平成15年度は平均保護世帯数2,548世帯、扶助費が64億4,318万3,000円、平成16年度は平均保護世帯数2,716世帯、扶助費が68億159万4,000円、平成17年度は平均保護世帯数2,970世帯、扶助費が71億8,351万2,000円というふうになっております。 この伸び率ですが、平成15年度から平成16年度が6.6%、平成16年度から平成17年度が約4%、合併分を含むと世帯数では9.4%の伸びとなっております。 それから、扶助費ですが、平成15年度から平成16年度が5.6%、平成16年度から平成17年度が5.6%というふうになっております。 平成17年度予算についてですが、保護世帯の過去1年間の伸び率により算出いたしております。平成15年10月から平成16年9月までの世帯数を比較したときに、平成15年10月が2,555世帯でございました。平成16年9月が2,710世帯でございまして6.1%伸びておりました。9月時点の数字でしたので、予算を組むときに過去の伸び率などを考慮いたしまして、7%伸び率を見込んで算出いたしておりました。 また、平成17年度は吉井町、世知原町との合併もございました。平均世帯数が、佐世保市の2,939世帯、吉井町、世知原両町の125世帯の合計3,064世帯を見込んでおりました。 ところが、平成17年度の4月から平成18年3月までの伸び率が3.8%という現状でございまして、当初の予想を下回ったため、その結果1億5,452万9,000円の不用額が生じたものです。 以上でございます。 ◆26番(橋本純子君) (登壇) ただいまの御答弁では、保護世帯の伸び率が、過去6.6%、6.1%と伸びてきたから、平成17年度当初は7.0%の伸びを見込んで予算を組んだけれども、実質的には3.8%であったということなんですけれども、最近全国的にも生活保護扶助にかかわる事件とか事故とかがいろいろあっている中で、私もよく御相談を受けるんですけれども、窓口の対応が物すごく惨めな思いをさせられるということがあって、そういう抑制につながるような何かがあったのか、伸びが鈍化しているその背景ですね。それを、どういうふうに分析をされているのかを教えてください。 ◎保健福祉部長(伊東芳郎君) (登壇) 保護世帯の伸びが減少した原因は何かということでございますが、私どもが考えているのが、1点目といたしまして働きによる収入の増加や就職などにより、自立された方がふえているという現状がございます。 それから2点目といたしまして、保護の相談に来られる方が少なくなっているという現状もございます。 それから3点目といたしまして、保護世帯の中で高齢者の占める割合が非常に多くなってございまして、その中でお亡くなりになられた方がふえているという現状もございます。 以上のようなことから、私どもとしては平成17年度については3.8%という伸びだったというふうに考えております。 ○議長(宮城憲彰君)  質疑をとどめます。 次に、第108号議案から第29号報告までの26件について一括質疑に入ります。 質疑をとどめます。 ただいま議題となっております案件のうち、第29号報告を除く26件につきましては、お手元に配付いたしております常任委員会付託案件表(第4号)のとおり、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託いたします。 各常任委員長は、審査の結果を本日午後4時40分までに議長に報告を願います。 暫時休憩をいたします。      午後4時15分 休憩      午後4時51分 再開 ○議長(宮城憲彰君)  休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △日程第57 第107号議案から △日程第82 第132号議案まで ○議長(宮城憲彰君)  日程第57第107号議案から日程第82第132号議案までの26件を一括議題といたします。 目下各委員会において審査中の第107号議案から第132号議案までの26件につきましては、委員会規則第21条の規定により、お手元に配付いたしております申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があっております。-----------------------------------                          平成18年9月27日 佐世保市議会議長 宮城憲彰様       総務委員長 草津俊比古    総務委員会継続審査申出書 本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第21条の規定により申し出ます。         記1 第107号議案 平成17年度佐世保市一般会計歳入歳出決算中     歳入 全部     歳出 第1款 議会費、第2款 総務費、第10款 消防費、第13款 公債費、第14款 諸支出金、第15款 予備費2 第115号議案 平成17年度佐世保市等地域交通体系整備事業特別会計歳入歳出決算3 第116号議案 平成17年度佐世保市土地取得事業特別会計歳入歳出決算4 第118号議案 平成17年度佐世保市交通船事業特別会計歳入歳出決算5 第120号議案 平成17年度宇久町一般会計歳入歳出決算6 第126号議案 平成17年度宇久町渡船特別会計歳入歳出決算7 第130号議案 平成17年度小佐々町一般会計歳入歳出決算  理由 さらに検討を要するため。-----------------------------------                          平成18年9月27日 佐世保市議会議長 宮城憲彰様       都市整備委員長 田中 稔    都市整備委員会継続審査申出書 本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第21条の規定により申し出ます。         記1 第107号議案 平成17年度佐世保市一般会計歳入歳出決算中     歳出 第2款 総務費、第3款 民生費、第4款 衛生費、第8款 土木費、第9款 港湾費、第12款 災害復旧費2 第108号議案 平成17年度佐世保市住宅事業特別会計歳入歳出決算3 第113号議案 平成17年度佐世保市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算4 第120号議案 平成17年度宇久町一般会計歳入歳出決算5 第129号議案 平成17年度宇久町風力発電特別会計歳入歳出決算6 第130号議案 平成17年度小佐々町一般会計歳入歳出決算  理由 さらに検討を要するため。-----------------------------------                          平成18年9月27日 佐世保市議会議長 宮城憲彰様       文教厚生委員長 山口 健    文教厚生委員会継続審査申出書 本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第21条の規定により申し出ます。         記1 第107号議案 平成17年度佐世保市一般会計歳入歳出決算中     歳出 第2款 総務費、第3款 民生費、第4款 衛生費、第11款 教育費2 第109号議案 平成17年度佐世保市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算3 第112号議案 平成17年度佐世保市災害共済事業特別会計歳入歳出決算4 第114号議案 平成17年度佐世保市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算5 第117号議案 平成17年度佐世保市介護保険事業特別会計歳入歳出決算6 第120号議案 平成17年度宇久町一般会計歳入歳出決算7 第121号議案 平成17年度宇久町国民健康保険特別会計歳入歳出決算8 第122号議案 平成17年度宇久町老人保健特別会計歳入歳出決算9 第123号議案 平成17年度宇久町国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算10 第124号議案 平成17年度宇久町特別養護老人ホーム特別会計歳入歳出決算11 第128号議案 平成17年度宇久町介護保険特別会計歳入歳出決算12 第130号議案 平成17年度小佐々町一般会計歳入歳出決算13 第131号議案 平成17年度小佐々町国民健康保険特別会計歳入歳出決算14 第132号議案 平成17年度小佐々町老人保健特別会計歳入歳出決算  理由 さらに検討を要するため。-----------------------------------                          平成18年9月27日 佐世保市議会議長 宮城憲彰様       企業経済委員長 原田 正    企業経済委員会継続審査申出書 本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第21条の規定により申し出ます。         記1 第107号議案 平成17年度佐世保市一般会計歳入歳出決算中     歳出 第2款 総務費、第5款 労働費、第6款 農林水産業費、第7款 商工費、第12款 災害復旧費2 第110号議案 平成17年度佐世保市競輪事業特別会計歳入歳出決算3 第111号議案 平成17年度佐世保市卸売市場事業特別会計歳入歳出決算4 第119号議案 平成17年度佐世保市集落排水事業特別会計歳入歳出決算5 第120号議案 平成17年度宇久町一般会計歳入歳出決算6 第125号議案 平成17年度宇久町簡易水道特別会計歳入歳出決算7 第127号議案 平成17年度宇久町下水道特別会計歳入歳出決算8 第130号議案 平成17年度小佐々町一般会計歳入歳出決算  理由 さらに検討を要するため。----------------------------------- ○議長(宮城憲彰君)  お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、以上26件は閉会中の継続審査とすることに決定をいたしました。 以上をもって9月定例会に付議されました事件はすべて終了をいたしました。 これをもって9月定例会を閉会いたします。      午後4時51分 閉会----------------------------------- 佐世保市議会議長    宮城憲彰 佐世保市議会副議長   山本大寛 佐世保市議会議員    崎山信幸 佐世保市議会議員    大村哲史...